第五章 堕ちた人妻 4 加藤の心は歓喜に満ち溢れていた。 ついにあの憎き門田自慢の、美しくおしとやかな嫁にセックスのおねだりをさせたのだ。 贅肉がたっぷりと乗ってる頬は緩みっぱなしで、顔面がさらに醜く歪む。 「そうか。そんなにワシのものになりたいか。ならばまず、お前の道具をしっかりとワシに見せてみろ」 台詞の意図を察したのか、門田弥生の表情が曇る。 わずかに悩んだあと、もうどうにもならないと判断したのか、観念したように指の移動を開始した。 下がるスカートを、背後から西脇真澄が手を伸ばして食い止める。おかげで心おきなく、加藤は魅惑のデルタゾーンを眺めることができた。 主婦業が忙しいのか、あまり手入れされてないアンダーヘアを、門田弥生の細やかな指が掻き分けていく。 「許して……あなた……」 愛する夫への謝罪を呟き、恥液で濡れ光る淫蕾をゆっくりと花開かせる。 ホテルでも一度見ているが、相変わらず三十代の人妻とは思えない美しさだった。 形崩れもほとんどなく、鮮やかなサーモンピンクの秘肉が悩ましげに加藤を誘う。 数多くの女たちと夜を共にしてきた加藤でさえも、心の底から惚れ惚れとしてしまう。 「本当に羨ましいくらい上品なオマ×コだわ。でも中身は外見とまったく違うのよね」 西脇真澄が指先で皮を被ったままの陰核を弾くと、たまらず弥生は腰砕けになる。 両足で体重を支えられなくなり、社長室の床にへたりこんでしまうのだ。 「ふむ。丁度いい体勢になったことだし、今度はワシの魔羅を見てもらおう」 ベルトを外してズボンとパンツを下ろした加藤は、マックス状態になっている一物を門田弥生の眼前で露出させた」 「凄いでしょう、ご主人様のペニスは。旦那のと比べてどうかしら」 「お、大きいです……凄く……」 ウットリと感想を口にした弥生が、言い終わると同時にハッとして口を両手で塞いだ。 「フハハ、そうか。門田は租チンか。お前が夫婦の営みに満足できなかったのも当然だな」 「あ、あの人を悪く言わないでください!」 怒鳴った弥生が鋭く加藤を睨みつけた。 「弥生は夫を愛してるのね。でもご主人様に対して、そんな口をきいたら駄目よ。またお預けをされて、切ない気分を味わいたいのかしら」 「そ、それは……」 口ごもる弥生の視線が、勃起している加藤の剛棒で止まる。 必死で理性を蘇らせてはいるものの、瞬時に欲望によって消滅させられてるのだ。 「ワシは別に構わんよ。それより、ワシの一物をもっと間近で見てみたらどうだ」 なおも言葉責めをしたがっていた西脇真澄を片手で制し、加藤は腰を前方へグイと突き出した。 雁首が整っている弥生の鼻筋のすぐ横に付着する。 熱い肉棒の体温と独特の臭いに、門田弥生がゴクリと生唾を飲みこんだ。 「ご主人様のチ×ポ、とても美味しそうでしょう。遠慮しないでパックンしちゃっていいのよ」 文字どおり目の前で男根を眺めている門田夫人の耳元に、何度も何度も真澄が誘惑の台詞を運ぶ。 やがて催眠術にでもかかったような目つきになった弥生は、そろそろと口内にしまっていた舌を伸ばしだす。 震える舌先が茎胴に触れた瞬間、完全にスイッチが入った。 「おふ、んっ、んむぅ」 舌で丹念に舐めまわしたりする前に、いきなり剛直を咥えこんだのである。 ジュップジュップと紅唇を滑らせ、一心不乱に口腔でペニスを味わっている。 もわっとした熱空間の中で巧に舌を絡ませては、極上の扱きを展開させる。 清楚な容姿とは裏腹の、情熱的で官能溢れるフェラチオだった。 「ペニスを口にした途端、人格が豹変するなんてとんだ淫乱女だわ。夫への愛を訴えていたあの姿はどこへいってしまったのかしら」 皮肉に反応する余裕もなくし、弥生はひたすら口奉仕に夢中になっている。 「んおお、うふぅン」 鼻先から漏れる吐息はねっとりと濃く、その様子を見ているだけで加藤の性感も高まった。 口で一発ヌいておいてもよかったが、やはり早く美貌の人妻が持つ女穴を堪能してみたかった。 「口はもういい。お前もそろそろマ×コにブチこんでほしいだろ」 卑猥な単語を耳にした門田弥生の瞳が、より妖しい輝きを増した。 本能の忠実なしもべとなっている弥生には、夫への裏切りに対する罪悪感もすでに残ってないだろう。 側にいる西脇真澄に促されるまま、立ち上がって社長室にある加藤の豪華デスクに両手をついた。 「フッフ。さすがにいい眺めだ」 突き出された豊満なヒゥプをいやらしく撫でまわしながら、加藤は緊張で渇いていた上唇をひと舐めした。 「ご主人様が挿入しやすいように、自分で入口を大きく開くのよ」 「は、はい。これで……いいですか」 性欲で理性を溶かされてる弥生は、迷いもせずに秘穴を露にする。 口淫のせいか、つい先ほど見た時よりも蜜液の分泌量が増してるように思えた。 先端をその部分にあてがうが、期待で門田弥生が息を飲んだのを知ると、加藤はペニスを挿入せずに一連の動作を急停止した。 不満そうな声が聞こえてくると、すかさず加藤は尻肉に痛烈な平手打ちを見舞った。 悲鳴がやむのを待ってから、加藤が弥生に告げる。 「ほしければきちんとおねだりすることだ。ワシに隷属の誓いをたててな」 「隷属……」 「そうだ。ワシの命令には絶対服従の牝奴隷となるのだ。悪い話ではないだろう。たったそれだけで、お前は素晴らしい肉欲の日々を手に入れられるのだからな」 言いながら潤んでいる秘所を、何度も先端で軽く刺激する。 決して内部には侵入しない得意の焦らし戦法で、門田が溺愛する美人妻はとうとう加藤に完全屈伏を宣言する。 「わ、私こと門田弥生は……お、夫を…す、捨て……ご主人様の、め、牝奴隷になることを……誓います……」 「ククク。いいだろう。そこまで言うのなら、ワシの奴隷として飼ってやろう」 「あ、ありがとうございます。で、ですから……その……早く……」 「早く……なんだ? はっきり言わんと分からんぞ」 隷属の誓いを聞いてなお、加藤は意地の悪い質問をした。 弥生は唇をキツく噛んだが、次の瞬間には口を開いていた。 「オ、オマ×コしてほしいんです。ご主人様のたくましいオチ×チ×で、貫いてほしいんです!」 半ば叫ぶように、門田弥生が淫語まみれのおねだりを発した。 秘穴からトロトロ溢れてる透明な液体が、鈴口に垂れ落ちて先走り液と混じりあっている。 加藤にしても我慢の限界だった。 「そうやって素直にしてれば、いつでも褒美をくれてやろう。こんなふうに……なッ!」 語尾に力をこめ、女穴の入口付近で待機させていた分身に活動を命じた。 しとどに濡れている肉路はまったく抵抗せず、扉を抜けた剛直は一気に肉層の迷宮を突破する。 熟れている人妻の女性器は、想像していたとおりの素晴らしさだった。膣襞がサオへ絶妙に絡みつき、優しく強く扱いてくる。 西脇真澄を初めて犯した時も、その名器ぶりに舌鼓を打ったものだが、弥生も全然負けてはいない。 入口はたこつぼのごとく根元をキュッと締めつけ、中に入れば甘美な感触がペニスを包みこむ。 「これはたまらんな。門田の奴はこんな名器を相手にして、毎晩楽しんでたわけか」 「あ、あの人のことは……」 なんて言いながらも、弥生は自ら腰をくねらせる。 待ちかねた男根の挿入で、裸身が喜びを爆発させていた。 初見から分かっていたとおり、反り返っている加藤の剛直は、弥生の夫の男性器よりも遥かに立派なのだ。 素材だけでなく、技術も加藤の方が数段上だった。 インサートから数分も経過しないうちに、早くも門田弥生は理性を狂わされていた。 「あハン、うあア」 艶かしいボイスの音量がどんどん上昇する。 加藤の手が衣服ごしに暴れている乳房を捕まえると、いよいよ本格的に美貌の人妻が身悶える。 黒髪を左右に振り乱し、我を忘れて恍惚の雄叫びをあげた。 「凄い乱れようね。そんなに声をだしたら、他の人に聞こえちゃうかもしれないわよ」 「やめてください。そんな意地悪……」 「本当は聞かれたいのだろう。オマ×コがキュッキュッとスケベな音をたてて、締まってきてるぞ」 腰をひとふりするごとに、女性器が肉棒に馴染む。 ただでさえ抜群だった使い心地は、今や最上級にまで進化していた。 「旦那の働いてる会社で浮気をする。マゾ女のお前はこういうシチュエーションが大好物なんだろ」 「あアン、恥ずかしいィ」 上衣をめくり、現れた豊乳を直揉みする。 しっとりと汗ばんでいる乳房が、愛撫を催促するように手のひらへと吸いつく。 スッと指の間に入りこんできた乳頭に圧力をかけてやると、たまらなさそうな媚声が弥生から漏れた。 「弥生ったらとてもはしたないわ。ご主人様のオチ×チ×で、もうイッちゃいそうになってるじゃない」 「ご、ごめんなさい。ゴリゴリしてるのが奥に当たって、耐えられないんですゥ!」 清楚でおしとやかという評判もどこへやら。加藤の目の前にいるのは、夫以外の男に犯されて股座を濡らすひとりの淫乱女だった。 「私たち奴隷は、ご主人様のお許しなしにイっては駄目なのよ。気をやりたいのなら、自分の口からきちんとお願いしなさい」 「は、はひィ。ご、ご主人様ぁ。ど、どうか、この淫乱牝奴隷が、無様にオマ×コイクことをお許しくださいませェ!!」 絶頂寸前の肢体をガクンガクン揺らしながら、必死の形相で門田弥生は主である加藤にアクメを懇願する。 「よかろう。お前のだらしないアヘ顔をワシに晒してみろ」 「あ、ありがとうございます。わ、私……イッちゃいます。ああ……あああ――ッ!!!」 加藤が許可を与えた直後、獣のごとき咆哮を発した弥生は、社長室で裸身をおもいきり反り返したのだった。 |