-登場人物紹介-

戸塚　祐樹（とつか　ゆうき） いじめられっ子オーラをだしている、基本的にナヨナヨしたお坊ちゃん主人公。 シナリオ展開によっては極悪サディストぶりを発揮することになる。 体格もひょろひょろだが顔は童顔で意外に整っている。 喧嘩は弱いが頭脳は超一級品。生徒会長の絵理菜よりも優れている。 その点を認められて絵理菜から生徒会書記に任命された。 密かに絵理菜に憧れと好意の念を抱いている。

篠崎　絵理菜（しのさき　えりな） 圧倒的な美しさを誇る生徒会長。頭脳明晰で運動神経もある。教師たちからの信頼も厚い。 生徒会長という立場に愛想の悪さ、それに美しさを加味して生徒たちからは「氷の女王」と呼ばれている。 大の猫好き（特に子猫）であるが、これも他の人間にはほとんど知られていない。 両親の事情で現在マンションに一人暮らしのため、猫を飼うことができない。 主人公のことは多少気になってはいるが、好意にまでは発展していない。 感情が乏しいわけではなく、気を許した人間の前では普通に笑ったりもする。

戸塚　美緒（とつか　みお） 戸塚祐樹の義理の妹。幼い頃に美緒の母親と祐樹の父親がお互いの子を連れて再婚。今に至る。 幼い頃はお兄ちゃん子でよくなついていたが、大きくなるにつれて情けない兄の姿に幻滅。毛嫌いするようになる。 が心の奥底では兄にしっかりしてほしいと願っており、微かな恋心も抱いている。 臆病な一面も持っていて、勝気な態度は弱みを見せたくないから。 昔から雷が苦手でかなりの恐怖心を持っている。雷が鳴るとひとりでトイレに行くのも怖がるほど。 この春より兄や絵理菜が通う高校に進学することになる。勉強は嫌いだが頭が悪いわけではない。

織田　武士（おだ　たけし） 絵理菜に停学にさせられてしまう校内一の不良。 非常に暴力的でかなり広く名前が知られているほどの悪。

増川　礼子（ますかわ　れいこ） 織田武士の彼女。武士の命令なら何でも聞く。美緒をいじめのターゲットに。

立浪　清彦（たつなみ　きよひこ） 容姿も端麗、運動神経もあり金持ちの息子。だが性格は嫌味でねちっこくまさに最悪。 女性全員が自分に惚れていると本気で思っているほどの自信家。実際女生徒にはかなりの人気がある。 男子の人気は皆無。

相木　光太郎（あいき　こうたろう） 怪我をしてしまう担任教師の代わりとして臨時採用される男性。 実は元絵理菜の家庭教師であり、彼女の初恋の人。典型的な文学系なのだが非常に爽やかな人。 誰からも人気があり、本人も絵理菜に対して好印象を持っている。 主人公の最大のライバルとなる人物でもある。